2010年9月11日土曜日

映画「トイレット」を観た。


手書きの半券
Originally uploaded by sayack

昨日は幕張に映画を観に行きました。
チケット売り場で何らかのトラブルがあったようで、手書きのチケットをもらいました。
珍しいですね。

この映画の監督、荻上直子さんはとても好きな監督です。
映画に詳しくないので、監督がどうこう言えるほどの知識はないのですが、観終わって 「おもしろかった!!もう一度観たい!!」 と素直に思える作品ばかりなのです。

「かもめ食堂」や「めがね」も大好きな作品で、キャストもすごくいいと思うのですが、同じようなキャストでも「プール」は違う監督で、正直私は荻上さんが撮ったらもっと良かったんじゃないかな~と思ってしまいました。
でも、単に好みの問題かもしれません。
小林聡美さんが演じている女性の考え方に、どうも共感できなかったからかも・・・
そうなると自分は、共感できなければいいと感じられないということかな。
視野が狭いといわれても仕方がないかも・・・
ケーブルテレビで来月やるみたいなので、もう一度観てみます。

「トイレット」は、期待を上回る面白さでした。
地味に静かに展開していくのに、引き込まれて観ていてあっという間に終わってしまいました。

言葉の通じない「ばーちゃん」と、3人のきょうだいの関係がじわじわと変わっていく様子、それぞれの心の変化とそれに伴う表情の変化。
とくに「ばーちゃん」は最初は気難しい顔をずっとしてるのだけど、時々絶妙な笑顔を見せるようになります。
ずーっと見ていたいような表情です。
もたいまさこさんってすごい女優さんなんだなぁと改めて痛感。

丁寧に描かれていて、小ネタというか、思わずクスッとしてしまう場面がたくさんあるし、最後までしゃれていて大満足しました。
そうそう、ネコも出てくるのですが、これがまたため息が出るほどかわいい・・・写真集出して欲しいくらい(笑)

感想べたなもんで、漠然とした感想なのですが、とにかくとても良かったです(いつも、とにかく良かった、になる・・・)

「バーバー吉野」 「恋は五・七・五! 」 もおすすめです。

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